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シラカバうらばなし - 北海道映像アーカイブス -

北海道の旬の場所を映像で紹介・撮影時の裏話やAdobeソフトのTipsなど

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紅葉巡りのはずが展望台巡りになったでござる 3日目 弟子屈~足寄~帰宅

27日。

狭さと寒さでなかなか寝付けず。
車内の窓も凍っていた。

足湯でちょっと温まった後、阿寒町の双岳台へ。




双岳台は国道241号沿いにある。
ちょっとした駐車スペースになっていて、そこから雄阿寒岳や雌阿寒岳を望むことができる。
とくに目の前にそびえる雄阿寒岳は存在感十分だ。
朝日を浴びて赤く染まっている。

次に向かったのが、双岳台のすぐそばにある双湖台。




双岳台から見える建物は、この双湖台にあるレストハウスだ。
双湖台からはペンケトーとパンケトーという二つの湖を望むことができる。

手前の湖がペンケトー(アイヌ語でペンケ=上の、トー=湖)、奥の雲に覆われた湖がパンケトー(パンケ=下の、トー=湖)。ペンケトーは北海道の形に似ているといわれている。

遠目からでも美しい湖だとわかる。
湖岸まで行ってみたいが許可が必要なため、基本的に立ち入りは不可。
それでも行ってみたくなる湖だ。


次に向かったのが、ずっと行ってみたいと思っていたオンネトー。
北海道三大秘湖の一つであり、訪れる季節や天候、場所によって湖面の色が変わることから
別名五色沼とも呼ばれている。

意気揚々とオンネトーの撮影に向かったが、完全な逆光。
仕方なく先にオンネトー湯の滝に向かうことにする。

オンネトー湯の滝へは、オンネトーから少し奥に行ったところにある。
駐車場に車を止めて徒歩で1.4km。
道幅が広く整備されているので歩きやすい。野鳥やエゾリスの姿を見ることができるが
クマも出没するので対策はしておいたほうが良い。

少し左にカーブした道を抜けると目の前に湯の滝が姿を現す。




オンネトー湯の滝は、名前の通り温泉水が流れる滝である。
流れ込む水にはマンガンイオンが含まれており、その水と微生物などが作用することで
二酸化マンガンが生成される。
生きている鉱床としてマンガン酸化物生成現象が地上で見られる、世界でただ一箇所の貴重な場所で
国の天然記念物にも指定された。さらに日本の地質百選にも選ばれている。

しかし、何者かがナイルテラピアとグッピーを池に放流したことが問題となっている。
これらの魚は微生物が付着する藻類を食べてしまうため、マンガン生成への悪影響が指摘されているのだ。
先日、大規模な駆除活動が行われたが、完全に駆除するのは難しい。


滝は開けた場所にあって爽快。休憩できる小屋やトイレまである。

到着したときは誰もいなかったので、一人で黙々と撮影。
こんな場所を独り占めできるとは本当に贅沢だ。

岩肌を流れる水からは湯気が立ち上っていた。本当に温泉だ。
池は美瑛の青い池のように青みがかっている。
よく見ると何者かが放流したという魚が10数匹泳いでいた。
泳ぐ彼らに罪はないが、放流した人間は何を考えてそんな事をしたのか?

階段を登るともうひとつ、少し小さい湯の滝がある。
さらに階段を登ると、以前は入浴できたらしい湯だまりがある。
今は立ち入り禁止の看板が立てられ、湯だまりも落ち葉で埋め尽くされていた。

夢中で撮影していると背後に何か気配が。
振り返るとそこには滝を見に来たご夫婦の姿。

音を立てるなり声をかけてくれれば…。
クマかと思って一瞬ビックリ。


遊歩道や滝の撮影に思いのほか時間が経ってしまう。
急いでオンネトーへ。




日の位置も変わったのですぐに撮影。
湖面が本当にきれいで、風もあまり無かったおかげで鏡のようだった。
雌阿寒岳と阿寒富士もすばらしい。
紅葉が終わりかけていたのが残念だった。

残念だったことがもう一つ。


いったい何を考えてこんなことをするのか?まったく理解ができない。


念願だったオンネトーに大満足し、次はシオワッカに向かう、
つもりだったが日没になりそうだったので、またの機会へ。

そのまま帰宅。

紅葉撮影のつもりが、訪れた展望台が全部で7か所。
2泊3日で、総走行距離1190kmの旅となりました。





十勝に移住したいなぁ…。改めてそう思う。

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紅葉巡りのはずが展望台巡りになったでござる 2日目 弟子屈~中標津~清里~標茶~弟子屈

26日。

5時起床。
朝目が覚めると車の窓に霜が降りていた。

さすがにこの時期の車中泊は寒くて辛い。
シュラフもあるが、車内があまりに狭いので使うことができないのだ。
なので、毛布一枚とダウンジャケットで何とかしのいでいる。

身支度しにトイレへ。

トイレは暖房が利いていて暖かい。
ここのほうが快適だったか?


まずは、朝日を拝みに中標津町の開陽台展望台へ。
ところが、日が昇り始めているのにいくら車を走らせても開陽台に到着しない。

やっと開陽台に到着したときにはすでに日が昇っていた。

当初、道の駅摩周温泉から開陽台まで30km位の距離だと思っていたのだが、
実際に走ってみると50km近くあったのだ。
初歩的なミスでせっかくの日の出を見逃してしまった。




地球がま~るく見える展望台からは、牧草風景や知床連山、晴れた日には国後島や野付半島など
330°のパノラマを望むことができる。
この日は朝霧が発生しており、神秘的な景色を目にすることができた。

また、開陽台の駐車場から東京ドーム100個分の広さを有するという
開陽台牧場に行くことも可能。
遊歩道が整備されているので牛を間近に見ることができる。

引き上げている途中でバイクによる牛追いも見ることができ、
ここだけですでにお腹一杯の状態。

駐車場は広くトイレもあった。開陽台の裏手にはキャンプ場もあるので
次回はここで泊って星や朝日を拝もう。


次に向かったのが裏摩周展望台。

弟子屈町側にも摩周湖の第一展望台と第三展望台があり、
こちらのほうがポピュラーだが、駐車代が有料。
一方、裏摩周は無料。
開陽台からも近いのでまず裏摩周へ。

ところが展望台へ行ってみたものの、霧のためあたり一面が真っ白。
本当にその先に湖があるのかさえもわからない。さっそく霧の摩周湖の洗礼を受けてしまう。

何も見えないので次の場所へ。


裏摩周から清里町方向に少し行くと
神の子池がある。
小雨が降っていたが、ぜひ一度訪れたいと思っていたところなので
場所確認の意味で行ってみた。

2kmほど穴だらけの林道を走ると広い駐車スペースがあり
そこに車を止めて100mほど歩くと神の子池がある。




イメージしていたより小さな池だったが本当に青かった。美瑛の青い池とはまた違った
透明感のある青で神秘的だ。
雨や風のせいで水面が荒れてしまい、撮影できなかったのがとても残念。

訪れておいて何だが、あまり観光地化してほしくない場所である。


次に訪れたのが清里町のさくらの滝。
ここも場所確認が目的。




やっぱりダートを走る。
看板がちゃんと設置されているので迷うことはないだろう。

ここも思ったより小さい滝だった。
さくらの滝といえばなんといっても8月中旬くらいから見ることができる
サクラマスの滝昇りだろう。

落差3mほどの滝をサクラマスがジャンプして越えていく。
ニュースだけでまだ実際に見たことはないが、こんなに高い滝をジャンプできるのかと
滝を目の前にして感心してしまった。


本当はこの後、摩周湖の第一第三展望台に行く予定だったが、
裏摩周に行った時何も見えなかったことと、時折雨が降る天気だったので中止。
中標津町方面に引き返すことにする。

その途中、さくらの滝のすぐそばにある男鹿の滝へ。
ところが男鹿の滝と緑ダムへ行く分かれ道に立て看板が。

読むと、男鹿の滝に行く道の途中にスズメバチの巣が確認され、
撤去が難しいことから立ち入り禁止とのこと。

この時期でもスズメバチが活動するのか知らないが
立ち入り禁止というのでこれまた中止。

 ※ スズメバチについてググると、8~10月は新女王バチが増えるなどして
   攻撃的になり最も危険な時期とのこと。行かなくて良かった。


滝がダメなので、緑ダムへ。

奥地にあるダムなのでどうせたいしたことないんだろうなと
思っていたが、良い意味で予想を裏切られた。

深い緑のなかにあるダム湖が非常にきれいで、
まさに緑ダムだった。
ただ、まず人が訪れなさそうな場所なので、
ヒグマ対策は十分にしていったほうがよさそうではあった。

時間がないのでここも場所確認のみで
次の場所へ向かう。


中標津町へ戻る途中、ダメもとで裏摩周に再度向かう。




今度は霧が晴れ、湖を見渡すことができた。
雲の間からの太陽の光、いわゆる天使の梯子がきれいだったが
カメラごと飛ばされそうなほど風が強い。そして寒い。

レフトハウスのおばさんに温まっていくよう言われたが
時間がないので泣く泣く次の場所へ。


ここにきてようやく天気も晴れてきていたが、
もう午後になっていたので摩周湖は完全に中止。

代わりに標茶町の多和平に向かうことに。




こっちは360°のパノラマを望むことができる。
キャンプ場を備えログハウス風の建物で食事することもできる。

本当に北海道は雄大だ。


この日最後に訪れたのが弟子屈町の900草原。
ここも360°のパノラマを見渡せる牧場だ。

ところがここを訪れたのが午後4時過ぎ。
道に迷ったせいもあり、すでに日没寸前。

展望台に上がったところで、山の向こうに日が沈んでしまいタイムオーバー。
牛の姿もほとんどなかったので、一応少し撮影はしたがお蔵入りに。



ここもまた行くことにしよう。


完全に日が沈んだので、またまた宿泊地の道の駅摩周温泉へ。
その前に夜食を仕入れにセコマへ。
3個パックの鳥五目おにぎりが250円くらいであったので購入。
あと目に付いたベビースターラーメンも。

会計を済ませると、店員からお試しということで唐揚げをもらう。
これがおいしかった。

摩周温泉に戻って食事。
ここで鳥五目とベビースターで鳥がかぶったことに気づく。

少し物足りなかったが一応満足したので
ちょっと足湯で疲れを癒し、できることもないので早めに就寝。


紅葉巡りのはずが展望台巡りになったでござる 1日目 芽室~帯広~浦幌~弟子屈

雨で半分空振りに終わった層雲峡から帰宅後、いつものように新聞で天気をチェックしていると
なんと十勝地方で25日から3日間晴れの予報が。

このチャンスを逃すわけには行かない。
すぐに十勝へ行くことに。


25日。

いつもなら夜中に出発して現地で活動開始の流れだが、
日勝峠の路面凍結が怖かったので早朝6時前に出発。

車も少なく4時間かからないで清水町まで到着。
毎回書いているが本当に日勝峠は走りやすくなった。楽。

まずは芽室町にある新嵐山スカイパーク展望台へ。




それほど標高は高くない展望台だが、
パッチワークのような田園風景や道路沿いに規則正しく並んだ防風林など
まさに十勝といえるような景色を一望できる。
この日は天気が良かったので遠くまで見渡すことができた。

こういう景色を見ると十勝に帰ってきた気になれるので○。


次に向かったのが地図に載っていた伏見仙境。
嵐山からすぐそばにあるはずなのだがなかなか見つからない。

どうも道を間違えたらしく嵐山の周囲を一周する羽目に。
40分くらいかけて元の場所に戻れたので、もう一度伏見仙境に向かってみる。

すると途中でさっきは見逃した伏見仙境の看板が。
看板に従うと道がいきなりダートに。

車に跳ね返る砂利に心配しながらダートを走らせ
行き先表示がない分かれ道を勘で進み、何とかそれっぽい場所に出ることができた。
が、別に見晴らしの良い場所があるわけではなく駐車場もない。
少し車を走らせると美生ダムの看板があったが、ゲートが閉じられていて進入禁止。

少しうろうろしたが良く分からない。
ここにばかり時間を使うわけにいかず、ダートも極力走りたくないので
ここはあきらめ次の目的地へ。


後日伏見仙境に着いてググってみると、情報はおろか写真もほとんどない。
が、どうもダムの敷地内にあるらしいことが分かった。
ただしダムはゲートで進入禁止なので、
もう伏見仙境にはいけないのか?あるいは普段ゲートは空いているのか?
とりあえず観光地化はされていないもよう。


で次の目的地。これまたすぐ近くの帯広市にある岩内仙境へ。




ここは有名。
ちょうど紅葉していて観光客もちらほら。

橋の上で撮影するが、他の人が渡ると橋が揺れてしまう。
渡り終わるのを待って撮影するも、橋に誰もいない状況はなかなか起きず。
ひたすら待つ。

そんなことをしていたら2時間が経過…。

ところで以前の記憶を掘り起こすと、岩内仙境の橋の色は赤だった気が。
なんでこんな眠いピンクになっちゃったんだか。
何か意味があるのなら良いが、周囲の景観とあっていないので
次回塗りなおすときはもう少し考えてもらいたい。


道に迷ったりなんなりで思いのほか時間を使ってしまったので
すぐに次の目的地、浦幌町へ。

浦幌町へは、前回霧のため不発に終わった黄金の滝の撮影と
少し前に道新に載ったハクガンの群れの撮影が目的。
ハクガンの方は場所の記載があるわけないので
見つかったらいいな~程度。

で、浦幌町に入ると早速畑に3羽のタンチョウが。
サクッと撮影して次へ。

畑に野鳥がいないか見渡したり、飛んでいく野鳥を頼りにハクガンを探すも
なかなか見つからない。
マガン?が20羽近くいる畑があったので一応撮影。
するとどこかから白鳥の鳴き声が。

もうハクチョウが来ているのかと思い、
マガン?撮影後、鳴き声の方に車を走らせると…。




なぜかマガン?、白鳥、そしてひっそりとタンチョウが、
畑一面にウジャウジャと。残念ながらハクガンの姿はなし。

撮影するもやはり動物撮影に14倍じゃキツイ。
20倍くらいのレンズかせめてテレコンが欲しいなぁ。

結局ここの撮影を日没まで行っていたので、
黄金の滝には行けず。またしても持ち越しに。


撮影後、次の日の撮影に備え宿泊地である
弟子屈町の道の駅摩周温泉に向かう。

まず、国道38号線をひたすら走り釧路市へ。
すき家で夕食。

コンビニ弁当は車で食べると狭いしゴミが出るし匂いが残るしなので、
最近はすき家があればそこで食事している。値段もそんなに変わらないし。

食事後、しないで給油。ここまでで走行距離490km
次は国道391号線をひたすら北上。

暗くてあまり分からなかったけど、
この道は湖もたくさんあるし鹿にもたくさん遭遇したしで
次はじっくり訪れたくなる道だった。

で、午後9時ころ道の駅摩周温泉に到着。
2011年にリニューアルオープンしただけあって立派。
足湯はあるし、トイレは暖房が入っている。

撮影しつつ600km以上走ってきたので
さすがに疲労困憊。即就寝したのでした。